・痛みや歪みの原因追及

普段生活している時の姿勢であったり、就労中に反復継続して行われる一定の動作、自転車で転倒したり、足を捻った際の軟部組織への損傷など原因は様々です。例えばディスクワークをしている方でしたら、腰が痛くなり易いと思います。単に腰痛だと思うだけでなく、原因はどこにあるのか？を探るのが治癒に向けての第一歩です。就労中は多くの方が椅子に座り続けています。では座っている時の状態はどうでしょうか？男性ですと骨盤が後傾し、背中が丸くなっているのが典型的ですね。骨盤が後傾し、背中が丸くなっているということは、腰部の筋肉は常に上下方向に引き伸ばされる方向に力が働いていますね。脊柱を構成する腰椎にも力が加わります。これらの継続的な外力によって軟部組織もしくは骨部に問題が発生しているので、それらを取り除いてあげる必要があります。施術でそれらの筋緊張を取り除きながら、患者さまご自身でも、就労中の姿勢を気をつけるように注意して頂き、一日の終わりにはしっかりと筋緊張が起こり易い筋肉をストレッチして頂きます。患者さまにもなぜこの筋肉が緊張するのか？どうすればこの筋緊張が軽減され、またどの方向に動かしてやると改善されて行くのかを理解してもらいながら当院の治療は改善に向けて進んで行きます。